【3分解説】理想の家に出会える内見の作法

家の購入予算や希望条件がおおまかにでも決まったら、できるだけ早く内見をスタートするのをお勧めします。実際の家をみないと分からないことも多く、内見を進める中で条件を見直していくことが「理想の家に出会う近道」になるからです。

少し条件を広げて探す。それでも無いなら・・

最初は条件を狭めすぎず、希望条件を少し広げて探してみるのが良いと思います。予算より100~200万円高くても、交渉の余地があるかもしれませんので内見してみるのが得策です。希望が築10年以内でも、2年程度の差であれば古さに大きな違いはありませんので12年くらいまでは許容しましょう。

希望条件を広げて探してもピンとくる家がひとつもないなら、条件を満たす家はこの世に存在しない可能性もあります。なぜなら、今すでに相当数の不動産が売り出されていますので、売り出されている物件で条件を全く満たせないということはあり得ないからです。

内見後は優先順位の見直しを

内見後は必ず家の良い点・悪い点を整理してください。内見した家よりも好条件を望むのであれば、当然ですが予算を上げなければいけません

予算を上げたくないのであれば、どこかの条件を下げなければいけません。より築浅を望むのであれば、広さを小さくしたり駅から遠い立地にしたりしなければ予算が上がってしまいます。

例えば田園都市線たまプラーザ駅の場合、「駅から徒歩10分・築10年・75㎡・所在階3階(大手不動産会社の分譲)」であれば分析上の平均価格は4,600万円になります。これを駅により近い徒歩7分で希望したなら、平均価格は5,520万円に上がってしまいます。予算を4,600万円に抑えたいのであれば、築年数20年にするか、広さ65㎡にするか、条件を下げなければいけません。

家はここを比較!価格に影響する要素

家を比較するときは、価格に影響のある以下の要素に注目してください。(なお、必ず単価で比較するようにしてください。)

影響が大きい要素
・どこの駅か
・駅からの距離
・築年数
・利用価値(建ぺい率・容積率・用途地域など)※土地・戸建ての場合
・所在階※マンションの場合

影響する要素
・方位(一般に南方向を向いていると単価が高い)
・二面採光(角地・角部屋)※マンションの場合
・ブランド※マンションの場合
・広さ(一般に広いほど単価が低くなる)

逆に、他の要素はあまり価格に影響を及ぼしません。例えばエアコンや食器洗浄機など設備の有無を気にする方はいますが、今なくても設置すればいいので価格に影響することはあまりないのです。

らくだ不動産は理想の家探しの「プロセス」をお手伝い!

 らくだ不動産は理想の家に”出会うまで”をサポート。家探しの過程で優先順位をつけるお手伝いをします。そのため、「自分で納得して選べた」という満足感を得られます。

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