二級建築士／宅地建物取引士／ファイナンシャルプランナー／マンション管理士／管理業務主任者 不動産一括査定のメリット・デメリット
不動産一括査定とは、複数の不動産業者にまとめて査定依頼して比較できるサービスです。簡単にネットから複数の業者に査定額を提示してもらうことができる一方、デメリットもあります。今回は、不動産一括査定のメリット・デメリットについてお伝えします。
＜目次＞
相場の参考値が分かる
査定価格の精度は高くない
しつこい営業電話がくる可能性も
相場の参考値が分かる
一括査定することにより、物件がどれくらいの金額で売れそうなのか、エリアの相場やおおよその金額を知ることができます。しかし、不動産会社によって査定額の幅があり、実際の「売却額」ではないので注意しましょう。
査定価格の精度は高くない
一般的な不動産一括査定サイトの場合、土地面積や建物面積、住所、築年数などの物件情報をもとに簡易的な査定額を算出します。そのため、実際の物件のコンディションや周辺環境までは加味されておらず、精度の高い査定価格を出すのが難しいというデメリットがあります。また、媒介契約を取りたいがために、あえて高めの査定額を提示してくる仲介会社もあります。
しつこい営業電話がくる可能性も
不動産一括査定サービスを利用すると、複数の不動産会社から営業の連絡がくる可能性があります。煩わしく感じてしまう方もいるでしょう。不動産会社のペースではなく、ご自身の希望をしっかり聞いてくれる信頼できる担当者を選ぶようにしましょう。
不動産を売却するにあたって、ご自身の家がどれくらいで売れるのかはとても気になるところだと思います。不動産一括査定を利用される場合は、あくまで参考値として確認しましょう。机上査定では出せない部分、例えば、建物の躯体の部分や土地の形状、道路幅などの状況で売却価格や売却戦略は変わってきます。実際にご自身の家がいくらで売れるのかを確認する場合は、そういったことも含めて提案してくれる仲介会社や不動産エージェントに相談することをおすすめします。
Agentコラム監修エージェント
小池 正也
▶プロフィール詳細
（エージェントに相談してみる）
＼不動産エージェントの”無料相談”はこちら／
